PvPにはドラマがある
とある日のシールロック。
いつものように開幕トームリスを取りに行ったら対面に見えた相手に攻撃され、たかと思ったら、もう片方の国にも攻撃されていました。
いわゆる挟撃された状態。
当然自軍はずたぼろになってリスボーンしたわけですが、誰かがシャウトしました。
「片方に軍師がいます。かなり有能です」
同時に私は挟撃してきた戦闘ログに、PvP好きなフレの名前を見つけました。決して一人ではフロントラインに参戦しないフレは当然ながら仲間と一緒に来ているはずで。
片方は有能軍師入り。
片方は固定入り。
そして自軍は軍師もおらず、野良メンバー。
序盤の数分で負け試合を覚悟しました。
すでに挟撃されてぼろぼろな自軍は80点足らず。対して他の2軍は200点を超えています。
このままストレート負けしそうな情勢は明らか。
けれど。
けれどね。
片方は有能軍師入り。
片方は固定入り。
それが、彼らの弱点でもあったのです。
途中、2軍が激突しました。
どちらも有能でしょうが、戦闘となるとおそらく固定が有利でしょう。しかし彼らは好戦的故にキルの手を止めることはないのです。
かなりの時間を戦闘していてくれたので、その間に沸いたトームリスを全件こそっと起動させて、リスだけで点数を伸ばし伸ばし、ついに自軍が一位にのし上がりましたが、だがしかし一位になってしまったので、さすがに気づかれて攻撃されました。
いつの間にか序盤と同じく2国に挟撃されていて、まあずたぼろに。さすがに最後まで見過ごしてもらえはしなかったらしい。次から次へとリスボーンしていく自軍。さすがに一位からは陥落しました。
一位から陥落した。
おそらくですが、そこに軍師入りの国も気づいたのでしょう。
一位は固定が参加している国でした。
その固定が、トームリスを取りました。
このままだとトームリスの点数で一位に逃げられる。
いつの間にか挟撃される側から挟撃する側へ。
必死に敵の一位を阻止していたら唐突に試合が終わりました。
トームリスを取り返すことは出来なかったし、何より自国から遠かったし、これは良くて二位かと思っていたら違いました。
二位でもなく。
されとて三位でもない。
一位を挟撃できたのが良かったのか。
最後に勝てたのは自軍でした。
有能な軍師もおらず。
固定もおらず。
それでも最後にこんなどんでん返しもあるのですね???
圧倒的劣勢だった三位だから、途中のトームリスも見逃してもらえて、弱かったにも関わらず攻撃で点数を減らすこともなく。
最初と最後に挟撃されたけれど、一位から陥落したおかげで軍師入りの国からの攻撃がやんで、一位攻撃に専念できた。
最初から最後まで、途中で誰かが軍師入りであることをエールした以外は指揮もなく動きがばらばらだったはずの自軍が、それでも勝てちゃったのは運が味方してくれたとしか言いようがない。
負けると思った試合で、最後にこんな大どんでん返しもある。
だからこそ試合は最後まで判らないんだなと思ったし、こういう試合はずっと記憶に残りますね・・・!
なお、似たような記事が過去にもあったとしたら。
同じような奇跡が再び起こったと言うことで。
過去にも経験がありますけれどね。最弱の国がトームリスに専念していたらそれだけで勝ってしまった試合。
制圧戦でも経験しているし、制圧戦のそれは最後まで攻撃されずに三位から一位へのストレート勝ちでした。ずっと、2国が争ってくれていたので。
さすがに「奇跡」なので毎回勝てるわけでもなく、むしろ途中から攻撃されて終わることの方が多いので、たいていは負け試合なのですが。
それでも。
そんな負け試合であっても。
ごくわずかに勝てた試合もある。
これがPvPの醍醐味かなと。
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