もうひとつの高原

さぶちゃんも高原をクリアしたわけですが、サブキャラでもクリアすることの利点のひとつはメインキャラと違う選択肢が出来ることですね。



そんなわけで高原のクエストで例のシーン。
新生グンヒルドの剣達と直接のからみはないものの、ずっと南方ボズヤでfateを回っていると、自然とNPCのやりとりや科白が目に飛び込んでくるわけです。戦闘の合間にじっくりと眺めることはないものの、科白がこう何回も出てくると、覚えるつもりがなくても自然と覚えてしまう名前と性格。やりとり。
そこへミーシィヤのテンパード化。
あまりにもあっさりテンパードにされて、だから絡みがないのかと推察したあとのグンヒルドで出会った彼らには衝撃で。
敵とされる、だけならまだしも、体をああされては人としての尊厳も何もないわけで。


どうしても、これが忘れられなかった。
これをしたのが、ミーシィヤであることは、変えようがないわけで。


だから。
悩んだ末にそれでも。
グンヒルドの剣たちの末路を思うと、簡単に許せてもいけないなと。


極刑を選び、ミーシィヤの望むままに事を起こそうとしたらその前に事切れた。
最後にミーシィヤが見たのはナイフを持ったヒカセン。


これがメインキャラの選択なわけですが、
さぶちゃんはせっかくだからと、違う選択肢を選びました。選ぶために、さぶちゃんがいる。




判らないと回答したさぶちゃんは、クエの最後の選択肢は（）つきのものだった。
ってあれ、メインでも（）つきだったっけ？
最後の最後に、出来ないと首を振ったところ、バイシャーエンが申し出た。
意外にも。
こちらの選択肢はちゃんと最後まで行為を成し遂げるのですね。



最後までクエストを終えたあとの、マルシャークの言葉から、最後の最後は彼でもあり得た気がしますが、バイシャーエンなんだなあ。
結局のところ、どうあがいてもミーシィヤの希望通りの死に方だなと、言う気もします。死しかあり得ないけれど、ちゃんと尊厳のある死に方だなと。