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2024年8月13日 (火)

さぶちゃんのメインクエ、前半終了まで

王位継承式を終えたところまできました。振り返りメインクエになって新たな発見があるのが、さぶちゃんのメインクエのいいところ。
ただ思ったより、ウクラマトについての悪い面が目に付くようになってしまいました。


しかし、道中、ウクラマトはやはりちょっとどころじゃなく配慮が足りないというか。
もともと雑なところが良い部分、とはいえ、雑すぎるというの?


ヴァリガルなんちゃらを倒すところでは、何故かウクラマトが主導してましたが、ここ、武王の後継ぎと名高い、戦闘に長けたゾラージャが味方についたシーンだぞ?
普通、ゾラージャに戦闘の指示を仰がない?ねえ?
直前まで、父親から受け継いだものってなにかって悩んで、ゾラージャ兄さんは武王としての素質って言ってたじゃない。だけど、自分が未熟だと口で言いつつ、やってることは真逆。


このあたり、いつもなら作戦戦略を立てるのにそのシーンがなくて、今回はいきなり特攻してる感じなのも暁らしくない。
ヴァリガルなんちゃらがどこにいるか見つけるのにうろうろしただけだよなあ。
80年眠っていたから今なら弱っているはず、とかいうのは、戦闘前に共有すべき情報だと思う。だから、今なら倒せるかもしれないという、希望を持たせる意味で。確実にモチベーションになるはずなのに、終わった後で言われてもね・・・。

そしてここ。
ゾラージャが「奇跡の証明にならんか」って超珍しい本音をつぶやいているのに、ウクラマトも視線を向けていたし確実に聞いていたはずなのに、肝心のウクラマトがスルーしちゃっているのがものすごい解せない。ありえない。
一番大事なセリフを聞いておきながら、何の反応もしないウクラマトはありえない。


そもそも、ウクラマトの「みんなの笑顔のため」というのが、ふわっとしすぎていて共感できないのが無理だった。
コーナの、恩返しがしたいというのはその直前の苦労したであろう諸々が想像できるから、そうだねって共感できたけれど、ウクラマトの場合、何も苦労していないんだよね。
国にいて、何の苦労もなく日々を暮らしていてかつ、トライヨラの勉強もしてないようだから知識もない。
ほんとに日々、のんきに育ててもらって、それなりに国民に人気はあるようだけれど、王としての素質はないと見放される始末。いわゆる愚息そのもの。自ら学ぼうとしてこず、王になると威勢だけはある。
せめて謙虚に、自分は才能も何もないから学ばせてほしいとか、師についてほしいとかそういう姿勢があればまた違っただろうに、それもない。
何も知らなかった、知ろうとしなかった自分を顧みない。反省の言葉が一つとして出てこない。


ウクラマトが王になりたいというのに共感できなくて。
「みんなの笑顔のために」って言葉だけにしか聞こえてこなくて。
苦労もしてこなかったのに、それで超える力を発動させていくのが違和感ありすぎて。
そんなんなのに、ウクラマトがそれでバクージャジャを一人で倒せてしまったことを本当に理解できなくて。
なんでウクラマト、強くなれたの???
最初からその力あるのなら、それ発揮してれば周りを巻き込むこともなかったんじゃないかなとしか受け止めきれない。「成長」ではなく、最初から能力を低く見せていただけ、みたいな。
ゾラージャの考え方は間違っている、だから、その反対の理由を口にしているだけ。笑顔が好きというのは、当たり前すぎて理由になっていない。
ふわっとしすぎているようにしか、感じられない。共感できない。下地が見えない。


事前に、ヒカセンに要職について欲しいとか、わざわざコーナに言付ける。ヒカセンのことを家族みたいなものと思っているなら、他人に言わせるな。
他の人たちが思っても口にしなかったことを、たやすく言うんじゃない。


単なる要職については事前に打診するのに、肝心の理王については打診なし、直接王位継承の場で言うとか、まじめにありえない。ウクラマトらしいとかそういう問題じゃない。「ありえない」。
これはあれだ。サプライズ公開プロポーズみたいな、見世物にして楽しもうという、相手に配慮しない自分の気持ちだけ前面に出してくるあの企画の悪い面だけ強調される、そういう心理と重なってみえて、本当にありえなかった。
確かにコーナも王を目指していたけれど、それはただ一人の王としてあることを想定していたわけで、連王として声をかけるなら事前に考える時間を与えてあげて欲しかったです。


あとやっぱり、要職についていたはずのゾラージャの姿が消えたこと。誰も心配していなくね?
幻影に負けて、動揺して選者に手をかけようとするほど精神がおかしくなっていたのに、最後よれよれで去っていったのを見ていたのに、傷心旅行の単語で済まさないでほしい。
そんなんだから、ゾラージャも心を閉ざすんじゃないか。


「無知ゆえに争い、知りて絆を結ぶ」
これを聞いたウクラマトが、オヤジも同じだったんだなって大笑いしたけれど、ちゃんと話を聞いていた???
二つの部族の絆を結んだグルージャジャと、ウクラマトの知る旅とどうして同じになるわけ? 話を聞いただけのウクラマトは知らないかもしれないけれど、グルージャジャはすでにこの時点で異なる種族を仲間にしているんだよ?
誰かつっこんでやれよ・・・。


こう、かみ合わないシナリオ。特にウクラマトが全くかみ合わない。
よしP、ちゃんと事前にシナリオを読んで、これで許可出したの? 本当に、これで良いと思ったの?



グルージャジャの旅の画面ではたびたびかつての仲間たちの姿もあって、確かにカフキワさんもいるなあと再確認。
途中まではあえてなのか、顔の見えない構図ばっかりだったのだけれども。
彼らを仲間にした時の話も聞いてみたかったなあ。
ウクラマトは父親の武勇伝、直接聞くことはなかったのだろうか???

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コメント

拡張は、一年以上かけて製作するわけで、その間にシナリオに変更が加わることはあるだろうけれど、しかし、やはりそれにしても、とどうしても思わずにはいられない。それくらい、今回のシナリオはどうもなじめなくて。
シナリオ以外の部分は良いのですよねー。
暁月のときはよしP自身どうしても納得がいかないところを、発売延期してでも直していましたが、黄金のこれは延期してでも直したほうがよかったのではと思ってしまいます。

流石にチェックもせずにOKはあり得ないのでチェックしてGO出したのでしょう。
ただし、シナリオ制作途中での事細かなチェックはしていなかったと思っています。物語の各所に修正の痕跡が見られますが(どうでもいいシーンにCVあるにも関わらず、重要なシーンでVCがない等、例:カフキワ永久登場シーン)、マスターアップに修正が間に合わず、十分なクオリティアップを行わずにGOを出してしまったと推測しています。もしこの推測が正しかったとしたらプレイヤーを甘く見ていたというか酷い怠慢ですね。

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